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不思議な少年!! その37

不思議な少年!! その37

ラッサのイエス、王子の譬え!!


 いよいよ、イエスらしさというか、その真骨頂の片鱗が窺えるインド旅行の終盤。人は、否、悟人は、自らの使命と時を知る。


 王子の譬えは、まさにイエスその人の事を語る。

Lhasa_montage

<現代のラサ市:記事に無関係>


 実際にイエスが、インドに旅したか否かは定かではないが、投稿者は有り得る話と感じる。その理由は、救い人は、その使命のために準備が必要であったと考えるからである。イエスが如何に優れた方であったにせよ、おとぎ話の世界ではない。少なくとも、世界の実情を把握することは必要であったと思われる。 


 

ラッサのイエス。メングステに逢いその指導で古写本を読む。ラダクで子供をいやす。王子の譬え。



 チベットのラッサにひとりの教師の寺院があった。多数の古典の写本がそこに収められてあった。インドの聖者(訳者註、ビヂャパチ)は既にこれらの写本を読んでいたから、その内容となっている多くの秘密の教訓をイエスに打ちあけて居た。しかしイエスは自分でこれを読みたいと望んだ。


 さて、遙東全部の聖賢の第一人者、メングステがこのチベットの寺院に居った。エモダス高原を横断する道路はけわしかったが、イエスは旅路につき、ビヂャパチは信頼する一人の道案内をこれにつけてやった。また、ビヂャパチはメングステに手紙を書いて、ヘブライの聖者を紹介し、彼が寺院の僧侶に歓迎されるように頼んでおいた。


 数日の後、いくたびか非常な危険を冒して、道案内とイエスはやっとチベットのラッサ寺院に到着した。メングステは寺院の門戸を広く開き、僧侶や教師たちは挙(こぞ)ってヘブライ聖者を迎えた。イエスは聖典の写本を親しく手にとり、メングステに助けられて全部これを読んだ。そしてメングステは時々イエスと将来のことや、その時代の人々に最もふさわしい礼拝式などについて語り合った。


 ラッサではイエスは教えなかった。寺院の学校で、すっかり研究を終わると、西方指して旅路についた。途中村々でしばし足を留めながら教えた。やっと彼は山道に達し、それからラダクの町レイに着き、修道僧、商人や下層民から快く迎えられた。


 彼は修道院に滞在して教えた。それから市場に民衆をおとずれて教えた。


 程遠からぬところにひとりの婦人が住んでいて、その幼児が重病で瀕死の状態にあった。医師は回復の見込みがないと死の宣告を下したほどであった。彼女はイエスが神から送られた教師であると聞いて、屹度息子をいやす力があると信じた。そこで彼女は死にかかっている幼児をしっかり両腕に抱きしめ、急ぎ足で、神の人にお目にかかりたいと願った。


 イエスは彼女の信仰を見て、天に目を挙げて言った、「わが父神よ、聖なるお力をわたくしに垂れ、聖気を注ぎて、この子供を生かし給え。」


 それから、彼は人々の前で手を子供に当てて言った、「御婦人、あなたは仕合せだ。あなたの信仰がお子さんを救った。」それから子供はよくなった。


 人々はびっくりして言った、「確かにこの方は聖なる方が肉となったのだ。人間だけでは、到底このような熱病を叱りつけて、子供を死から救うことはできないから。」


 それから多くの人々は病人を連れて来、イエスは神の聖言によって彼らをいやした。


 イエスはラダクの人々のなかに数日留まって治療法を教え、また如何にして罪悪が拭いとられるか、どうして地上を喜びの天国とするかを教えた。人々はその言葉や行動で深く彼を愛し、いよいよそこを離れなければならないことになると、まるで子どもが母との別れを惜しむように悲しんだ。


 出発の朝に、人々は握手して別れを惜しんだ。


 その時、イエスは人々に譬話を語って言った、「或る王様は部下の人民を愛するあまり、高価な贈物をみんなに与えようと、ひとり息子を出してやった。息子は行くさきざきで、惜し気もなく贈物をばらまいた。


 しかし異教の神々の神殿に仕える僧侶たちは、王が自分たちの手を通さないで贈物を施したのが不平であった。彼らは人々を煽動(せんどう)して、息子を憎ませてやろうと考えた。そしてこんな贈物は何の価値もない贋物(にせもの)に過ぎないと言った。


 そこで、人々は高価な珠玉や金銀を路上に投げ棄て、息子を捕えて叩きつけ、睡を吐きかけて、そこから追い払った。息子は人々のあなどりやつれなさをうらまず、却ってこのように祈った、『わが父神よ、御手のわざなるこれらの人々を救い給え。彼らは奴隷に過ぎません、なすところを知りません。』おもな人々が彼を叩きつけている間に、彼は食物を与え、無限の愛で人々を祝福した。


 或る町々では、人々が喜んで息子を迎えたから、ゆっくり留まっていちいち家庭を祝福したいと思ったが、王の領内全体の人々に贈物を渡さねばならないから、それはできなかった。」


 それから、イエスは言った、「わが父神は全人類の王であって、無限の愛と無比の宝の贈物を持たせて、わたしを遣わし給うた。それでわたしは万国の人々にこの贈物を持って行かねばならない。この水、この生命のパンを。


 わたしは行く。しかしまた来る。わが父の国には、あらゆる人々を迎え入れる場所があるから。そしてわたしはあなたがたのために居所(いどころ)を備えよう。」


 それから、イエスは手をあげて沈黙の祝福を垂れてそこを立ち去った。


 


【宝瓶宮福音書:栗原 基訳】

             

        第七部 チベットと西インドでのイエスの生活と行動


第三十六章 ラッサのイエス。メングステに逢いその指導で古写本を読む。ラダクで子供をいやす。王子の譬え。


1)チベットのラッサにひとりの教師の寺院があった。多数の古典の写本がそこに収められてあった。

2)インドの聖者(訳者註、ビヂャパチ)は既にこれらの写本を読んでいたから、その内容となっている多くの秘密の教訓をイエスに打ちあけて居た。しかしイエスは自分でこれを読みたいと望んだ。

3)さて、遙東全部の聖賢の第一人者、メングステがこのチベットの寺院に居った。

4)エモダス高原を横断する道路はけわしかったが、イエスは旅路につき、ビヂャパチは信頼する一人の道案内をこれにつけてやった。

5)また、ビヂャパチはメングステに手紙を書いて、ヘブライの聖者を紹介し、彼が寺院の僧侶に歓迎きれるように頼んでおいた。

6)数日の後、いくたびか非常な危険を冒して、道案内とイエスはやっとチベットのラッサ寺院に到着した。

7)メングステは寺院の門戸を広く開き、僧侶や教師たちは挙(こぞ)ってヘブライ聖者を迎えた。

8)イエスは聖典の写本を親しく手にとり、メングステに助けられて全部これを読んだ。

9)そしてメングステは時々イエスと将来のことや、その時代の人々に最もふさわしい礼拝式などについて語り合った。

10)ラッサではイエスは教えなかった。寺院の学校で、すっかり研究を終わると、西方指して旅路についた。途中村々でしばし足を留めながら教えた。

11)やっと彼は山道に達し、それからラダクの町レイに着き、修道僧、商人や下層民から快く迎えられた。

12)彼は修道院に滞在して教えた。それから市場に民衆をおとずれて教えた。

13)程遠からぬところにひとりの婦人が住んでいて、その幼児が重病で瀕死の状態にあった。医師は回復の見込みがないと死の宣告を下したほどであった。

14)彼女はイエスが神から送られた教師であると聞いて、屹度息子をいやす力があると信じた。

15)そこで彼女は死にかかっている幼児をしっかり両腕に抱きしめ、急ぎ足で、神の人にお目にかかりたいと願った。

16)イエスは彼女の信仰を見て、天に目を挙げて言った、

17)「わが父神よ、聖なるお力をわたくしに垂れ、聖気を注ぎて、この子供を生かし給え。」

18)それから、彼は人々の前で手を子供に当てて言った、

19)「御婦人、あなたは仕合せだ。あなたの信仰がお子さんを救った。」それから子供はよくなった。

20)人々はびっくりして言った、「確かにこの方は聖なる方が肉となったのだ。人間だけでは、到底このような熱病を叱りつけて、子供を死から救うことはできないから。」

21)それから多くの人々は病人を連れて来、イエスは神の聖言によって彼らをいやした。

22)イエスはラダクの人々のなかに数日留まって治療法を教え、また如何にして罪悪が拭いとられるか、どうして地上を喜びの天国とするかを教えた。

23)人々はその言葉や行動で深く彼を愛し、いよいよそこを離れなければならないことになると、まるで子どもが母との別れを惜しむように悲しんだ。

24)出発の朝に、人々は握手して別れを惜しんだ。

25)その時、イエスは人々に譬話を語って言った、「或る王様は部下の人民を愛するあまり、高価な贈物をみんなに与えようと、ひとり息子を出してやった。

26)息子は行くさきざきで、惜し気もなく贈物をばらまいた。

27)しかし異教の神々の神殿に仕える僧侶たちは、王が自分たちの手を通さないで贈物を施したのが不平であった。

28)彼らは人々を煽動(せんどう)して、息子を憎ませてやろうと考えた。そしてこんな贈物は何の価値もない贋物(にせもの)に過ぎないと言った。

29)そこで、人々は高価な珠玉や金銀を路上に投げ棄て、息子を捕えて叩きつけ、睡を吐きかけて、そこから追い払った。

30)息子は人々のあなどりやつれなさをうらまず、却ってこのように祈った、『わが父神よ、御手のわざなるこれらの人々を救い給え。彼らは奴隷に過ぎません、なすところを知りません。』

31)おもな人々が彼を叩きつけている間に、彼は食物を与え、無限の愛で人々を祝福した。

32)或る町々では、人々が喜んで息子を迎えたから、ゆっくり留まっていちいち家庭を祝福したいと思ったが、王の領内全体の人々に贈物を渡さねばならないから、それはできなかった。」

33)それから、イエスは言った、「わが父神は全人類の王であって、無限の愛と無比の宝の贈物を持たせて、わたしを遣わし給うた。

34)それでわたしは万国の人々にこの贈物を持って行かねばならない。この水、この生命のパンを。

35)わたしは行く。しかしまた来る。わが父の国には、あらゆる人々を迎え入れる場所があるから。そしてわたしはあなたがたのために居所(いどころ)を備えよう。」

36)それから、イエスは手をあげて沈黙の祝福を垂れてそこを立ち去った。

 

【原文:The Aquarian Gospel of Jesus by Levi H. Dowling  

SECTION VII

ZAIN

Life and Works of Jesus in Tibet and Western India

 

CHAPTER 36

Jesus in Lassa. He meets Meng-tse who aids him in reading the ancient manuscripts.
He goes to Ladak. Heals a child. Relates the parable of the king's son.

IN Lassa of Tibet there was a master's temple, rich in manuscripts of ancient lore.
2) The Indian sage had read these manuscripts, and he revealed to Jesus many of the secret lessons they contained; but Jesus wished to read them for himself.
3) Now, Meng-tse, greatest sage of all the farther East, was in this temple of Tibet.
4) The path across Emodus heights was difficult; but Jesus started on his way, and Vidyapati sent with him a trusted guide.
5) And Vidyapati sent a message to Meng-tse, in which he told about the Hebrew sage, and spoke for him a welcome by the temple priests.
6) Now, after many days, and perils great, the guide and Jesus reached the Lassa temple in Tibet.
7) And Meng-tse opened wide the temple doors, and all the priests and masters gave a welcome to the Hebrew sage.
8) And Jesus had access to all the sacred manuscripts, and, with the help of Meng-tse, read them all.
9) And Meng-tse often talked with Jesus of the coming age, and of the sacred service best adapted to the people of the age.
10) In Lassa Jesus did not teach. When he finished all his studies in the temple schools he journeyed toward the West. In many villages he tarried for a time and taught.
11) At last he reached the pass, and in the Ladak city, Leh, he was received with favor by the monks, the merchants, and the men of low estate.
12) And in the monastery he abode, and taught; and then he sought the common people in the marts of trade; and there he taught.
13) Not far away a woman lived, whose infant son was sick nigh unto death. The doctors had declared,
There is no hope; the child must die.
14) The woman heard that Jesus was a teacher sent from God, and she believed that he had power to heal her son.
15) And so she clasped the dying infant in her arms and ran with haste and asked to see the man of God.
16) When Jesus saw her faith he lifted up his eyes to heaven and said,
17) My Father-God, let power divine o'ershadow me, and let the Holy Breath fill full this child that it may live.
18) And in the presence of the multitude he laid his hand upon the child and said,
19) Good woman you are blest; your faith has saved your son.
And then the child was well.
20) The people were astonished and they said,
This surely is the Holy One made flesh, for man alone cannot rebuke a fever thus and save a child from death.
21) Then many of the people brought their sick, and Jesus spoke the Word, and they were healed.
22) Among the Ladaks Jesus tarried many days; he taught them how to heal; how sins are blotted out, and how to make on earth a heaven of joy.
23) The people loved him for his words and works, and when he must depart they grieved as children grieve when mother goes away.
24) And on the morning when he started on his way the multitudes were there to press his hand
25) To them he spoke a parable; he said,
A certain king so loved the people of his land that he sent forth his only son with precious gifts for all.
26) The son went everywhere and scattered forth the gifts with lavish hand.
27) But there were priests who ministered at shrines of foreign gods, who were not pleased because the king did not through them bestow the gifts.
28) And so they sought to cause the people all to hate the son. They said, These gifts are not of any worth; they are but counterfeits.
29) And so the people threw the precious gems, and gold and silver in the streets. They caught the son and beat him, spit upon him, drove him from their midst.
30) The son resented not their insults and their cruelties; but thus he prayed, My Father-God, forgive these creatures of thy hand; they are but slaves; they know not what they do.
31) And while they yet were beating him he gave them food, and blest them with a boundless love.
32) In certain cities was the son received with joy, and he would gladly have remained to bless the homes; but he could tarry not, for he must carry gifts to every one in all the king's domain.
33) And Jesus said, My Father-God is king of all mankind, and he has sent me forth with all the bounties of his matchless love and boundless wealth.
34) To all the people of all lands, lo, I must bear these gifts--this water and this bread of life.
35) I go my way, but we will meet again; for in my Fatherland is room for all; I will prepare a place for you.
36) And Jesus raised his hand in silent benediction; then he went his way.

 【続く】


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