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不思議な少年!! その51

不思議な少年!! その51

イエス、信仰の第三称号を授けらる!!


 信仰の本質をかいま見る。


 イエスが荒野で、40日間サタンによって試されたと、聖書にはある。それは物語としては、面白い。だが、そのしは試みは具体的には知られていない。その意味で、兄弟団の試みは具体的であり、又、その試みの本質的意味を理解しやすい。実際の所どうであったのか検証する術はない。


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<宮城隆史氏撮影の皆既日食、今回のものではない:記事に無関係


 ところが、想われるのである。信仰の本質について、これほど端的に語られている文献は非常に少ない。あたかもその場に居合わせたように感じられる。


 所詮、神とは姿はなく、捕まえること出来る得ない。しかし、感じることは出来る。あるいは仰ぎ見ることは出来る。信仰とは、そのように覚束なきものではあるが故に、多くの人々は迷うのである。

 野心王(king Ambition)とは、面白い表現だ。おそらく、自己顕示欲の意味だと解釈する。

 その迷いは、多くの欲望(自己顕示欲)によって、ぐらつく。その戦いは厳しいものである。イエスですら、40日間戦い抜いたと言うから、推して知るべしと言うべきだろう。


 しかし、イエスは勝利した。何故か。? 永遠のいのちを見失わなかったからである。これこそ、信仰の本質を見る。すべての欲望は、一時の陽炎に過ぎない。永遠のいのちはすべてを包含しているから、一時の喜びは永遠の満足とはならない。信じ仰ぎ見ると言うことは、神になることではないが、神に近づくことである。それは低級な自我との戦いでもある。低級な自我との妥協は、信仰ではなく、堕落である。


 

 人々に信仰を伝えることは難しい。ともすれば、低級な自我の満足のために、人の上に立つ自己顕示欲を満足させる行為を信仰と錯覚することもある。ここから迷信と盲信が始まる。


 心すべき事だ。 


 

イエス兄弟団の第三テストに合格し、信仰の第三称号を授けらる。


 ロゴスは七日間待った。それから「ほまれの間(the Hall of Fame)」に通された。そこは室内の造作の備え付けが金銀のランプで照らされ、天井、装飾、家財道具、壁の色彩など、どれもこれも青色と黄金色、棚には名流の典籍を一杯ならべ、絵画、彫像は天下の逸品であった。

 

イエスはその雅致(がち=風流な趣)ある気品と思想の表現に心奪われてうっとりした。彼は聖典を読み、記号、象形文字などの意味をさぐって見た。

 

 彼が深い思いに耽っていると、一人の僧侶が近よって来て言った、

 「この場所の壮観をご覧なさい。兄弟、あなたは非常に幸福だ。まだあなたのように若くて、これほど高い名声を博した人は地上稀れだ。

 さて、もしあなたが到底人々の理解できないかくれたものをさがして一生を棒にふろうとしないなら、あなたは末代までも名声が残る立派な思想界の一学派の創立者であろう。それは、あなたの哲学はプラトン以上に深く、教訓はソクラテス以上に一般の人々に喜ばれるからだ。

 何故このような古色蒼然たる洞窟のなかで神秘な光明を求めるか。ここを出て人々と共に歩み、人々と共に考えれば、人々はあなたを尊敬しよう。

 要するにこのようなうす気味わるい秘伝は作り話で、あなたのメシヤ希望は一時のつまらない妄想過ぎないいだろう。おすすめしたいことは、不確かな事柄を打ち捨てて、確かな名声に達する道を選ぶことだ。」


 それから、この僧侶は、実は悪魔の変装であったから、不信仰の魔女(siren)の歌を歌った。イエスは十分ゆっくりこの僧侶の言ったことを黙想した。


 闘争は苦しかった。野心王(king Ambition)は頑強な敵であったから。四十日間、高級な自我と低級な自我が四つに組んだ。やっと戦いが勝利に終わった。


 

 信仰は堂々と勝利を博した。不信仰は敗北した。野心は顔をかくして逃げた。


イエスは言った、

 「富貴、地上の名声は、ただ一時の虚飾(かざり)だ。この地上の短き命数がかぞえあげられれば、人間のしばしの虚飾は、骨と一緒に葬り去られるだろう。

 然り、人間が利己的に自分のために行うことは、生命の貸方欄には何の記入ともならない。人間がほかの者のために行う善事は頑丈な梯子となり、これを登って行けば、魂は消えることなき、神自身の富貴、権力、名声に達する。

 わたしに人々の貧乏と愛の行為を義務と思う自覚、わが神の嘉納(かのう=目上の者が喜んで贈り物・進言などを受け入れること)を与えて呉れ、それでわたしは滴足だ。」


 それから彼は天に眼を注いで言った、

 「わが父神よ、わたしは今のこの時を感謝いたします。わたしはあなた自身の栄光を願いません。寧ろ甘んじてあなたの宮の門番となり、わが同胞兄弟に奉仕したいのです。」


 再びイエスは聖師の前に立つように命ぜられた。再び言葉はなく、聖師はイエスの両手に信仰と記された巻物を渡した。

 イエスはうやうやしく頭を垂れ、感謝して立ち去った。


 


【宝瓶宮福音書:栗原 基訳】

             

  第十一部 エジプトでのイエスの生活と行動 

 

第五十章 イエス兄弟団の第三テストに合格し、信仰の第三称号を授けらる。


1)ロゴスは七日間待った。それから「ほまれの間(the Hall of Fame)」に通された。そこは室内の造作の備え付けが金銀のランプで照らされ、

2)天井、装飾、家財道具、壁の色彩など、どれもこれも青色と黄金色、

3)棚には名流の典籍を一杯ならべ、絵画、彫像は天下の逸品であった、

4)イエスはその雅致(がち=風流な趣)ある気品と思想の表現に心奪われてうっとりした。彼は聖典を読み、記号、象形文字などの意味をさぐって見た。

5)彼が深い思いに耽っていると、一人の僧侶が近よって来て言った、

6)「この場所の壮観をご覧なさい。兄弟、あなたは非常に幸福だ。まだあなたのように若くて、これほど高い名声を博した人は地上稀れだ。

7)さて、もしあなたが到底人々の理解できないかくれたものをさがして一生を棒にふろうとしないなら、あなたは末代までも名声が残る立派な思想界の一学派の創立者であろう。

8)それは、あなたの哲学はプラトン以上に深く、教訓はソクラテス以上に一般の人々に喜ばれるからだ。

9)何故このような古色蒼然たる洞窟のなかで神秘な光明を求めるか。ここを出て人々と共に歩み、人々と共に考えれば、人々はあなたを尊敬しよう。

10)要するにこのようなうす気味わるい秘伝は作り話で、あなたのメシヤ希望は一時のつまらない妄想過ぎないいだろう。

11)おすすめしたいことは、不確かな事柄を打ち捨てて、確かな名声に達する道を選ぶことだ。」

12)それから、この僧侶は、実は悪魔の変装であったから、不信仰の魔女(siren)の歌を歌った。イエスは十分ゆっくりこの僧侶の言ったことを黙想した。

13)闘争は苦しかった。野心王(king Ambition)は頑強な敵であったから。

14)四十日間、高級な自我と低級な自我が四つに組んだ。やっと戦いが勝利に終わった。

15)信仰は堂々と勝利を博した。不信仰は敗北した。野心は顔をかくして逃げた。イエスは言った、

16)「富貴、地上の名声は、ただ一時の虚飾(かざり)だ。

17)この地上の短き命数がかぞえあげられれば、人間のしばしの虚飾は、骨と一緒に葬り去られるだろう。

18)然り、人間が利己的に自分のために行うことは、生命の貸方欄には何の記入ともならない。

19)人間がほかの者のために行う善事は頑丈な梯子となり、これを登って行けば、魂は消えることなき、神自身の富貴、権力、名声に達する。

20)わたしに人々の貧乏と愛の行為を義務と思う自覚、わが神の嘉納(かのう=目上の者が喜んで贈り物・進言などを受け入れること)を与えて呉れ、それでわたしは滴足だ。」

21)それから彼は天に眼を注いで言った、

22)「わが父神よ、わたしは今のこの時を感謝いたします。わたしはあなた自身の栄光を願いません。寧ろ甘んじてあなたの宮の門番となり、わが同胞兄弟に奉仕したいのです。」

23)再びイエスは聖師の前に立つように命ぜられた。再び言葉はなく、聖師はイエスの両手に信仰と記された巻物を渡した。

24)イエスはうやうやしく頭を垂れ、感謝して立ち去った。


 

【原文:The Aquarian Gospel of Jesus by Levi H. Dowling  

SECTION XI

CAPH

Life and Works of Jesus in Egypt

 

CHAPTER 50

Jesus passes the third brotherhood test, and receives the third degree, FAITH.

THE Logos waited seven days, and then was taken to the Hall of Fame, a chamber rich in furnishings, and lighted up with gold and silver lamps.
2) The colors of its ceilings, decorations, furnishings and walls were blue and gold.
3) Its shelves were filled with books of master minds; the paintings and the statues were the works of highest art.
4) And Jesus was entranced with all this elegance and these manifests of thought. He read the sacred books, and sought the meanings of the symbols and the hieroglyphs.
5) And when he was absorbed in deepest thought, a priest approached and said,
6) Behold the glory of this place! my brother, you are highly blest. Few men of earth, so young, have reached such heights of fame.
7) Now, if you do not waste your life in search for hidden things that men can never comprehend, you may be founder of a school of thought that will insure you endless fame;
8) For your philosophy is deeper far than that of Plato, and your teachings please the common people more than those of Socrates.
9) Why seek for mystic light within these antiquated dens? Go forth and walk with men, and think with men, and they will honor you.
10) And, after all, these weird initiations may be myths, and your Messiah hopes but base illusions of the hour.
11) I would advise you to renounce uncertain things and choose the course that leads to certain fame.

12) And thus the priest, a demon in disguise, sung siren songs of unbelief; and Jesus meditated long and well on what he said.
13) The conflict was a bitter one, for king Ambition is a sturdy foe to fight.
14) For forty days the higher wrestled with the lower self, and then the fight was won.
15) Faith rose triumphant; unbelief was not. Ambition covered up his face and fled away, and Jesus said,
16) The wealth, the honor, and the fame of earth are but the baubles of an hour.
17) When this short span of earthly life has all been measured out, man's bursting baubles will be buried with his bones,
18) Yea, what a man does for his selfish self will make no markings on the credit side of life.
19) The good that men for other men shall do becomes a ladder strong on which the soul may climb to wealth, and power and fame of God's own kind, that cannot pass away.
20) Give me the poverty of men, the consciousness of duty done in love, the approbation of my God, and I will be content.
21) And then he lifted up his eyes to heaven and said,
22) My Father-God, I thank thee for this hour. I ask not for the glory of myself; I fain would be a keeper of thy temple gates, and serve my brother man.
23) Again was Jesus called to stand before the hierophant; again no word was said, but in his hands the master placed a scroll on which was written, FAITH.
24) And Jesus bowed his head in humble thanks; then went his way.

.【続く】


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